前後半0-0のまま、延長、そしてPK戦(3-5)の末、パラグアイに負けました。今回は、23時からだったので、最初から最後まで見てました。
パラグアイは、足下のボールキープ力が高く、こぼれ玉を上手に拾って、きっちり攻めてくるから、守る時間が長くなるし、2列目からの飛び出しに日本のマークがついていけないなど、危ない場面がたくさんあった。終わってみれば失点0で抑えられたので、ディフェンスはぎりぎりのところで粘れていたかと思う。
でも、点がとれなければ勝てない。よく日本は、決定力不足が問題といわれているが、それ以前に、日本の攻撃のかたちと、創造性豊かなプレイが必要だと思う。
攻撃でも守備でも、相手が嫌がることを徹底してやらないと勝てない。今回、スタメンの変更や選手交代とか、相手や状況に応じた切替がなかった。ワールドカップ前のガタガタのチームから、結束力が高まったとはいえ、全く出場機会がなかった選手たちのフラストレーションはすごいんだろうな。
それと、見ていて日本には「笑顔」がない。必死さやシュートを外した悔しさなどは表れているが、「笑顔」がない。大舞台に立っているのだから、選手自身がもっと楽しんでプレイしてもらいたい。
外国の選手を見ていると、パスやシュートがうまくいかなかった時、苦笑いや照れ笑い、呆気にとられた笑いがある。ゲームの盛り上げ役・パフォーマンスも大事だと思う。
「野球バカ」と「サッカー小僧」。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、2006年、2009年と日本が2連覇している。「野球バカ」はまだまだ健在。「サッカー小僧」も「サッカーバカ」にならないといけないということかな。
March 30, 2023
1 年前