『生誕100年 岡本太郎展』を東京国立近代美術館に観に行った。
岡本太郎の作品をこれだけ見たのは初めてだが、赤や青のビビットな色使いと、黒の迫力に圧倒される。
展示も工夫されていて良かったと思う。会場の最後に、三角くじみたい(一人1枚をとる)のがあって、太郎の格言が一つ一つ書かれていた。
1970年の大阪万博のシンボルとして創られた太陽の塔は、そのスケール感を実際に見てみたいものだが、万博のテーマである「人類の進歩と調和」について、「人間は何も進歩していない。ぶつかり合ってこそ、調和がある」というようなビデオ映像が流れていた。
たしかにそうなのかもしれない。
それぞれが影響しあっているからこそ、一体として成り立っているのが、調和がなのだろう。どこかが出っ張って、または引っ込んでいる、あるいは何もしていないということではない。
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