日本ハムは、夏場までソフトバンクと首位争いをしてましたが、9月、10月はなかなか勝てず、引き離されてしまいました。なかなか負けないソフトバンクとは対照的に、ダルビッシュも1ヶ月勝ち星なしと、打線が奮わず点が取れない試合が続き、チームの勢いも落ちてしまいました。
パ・リーグのレギュラーシーズンは、1位ソフトバンク、2位日本ハム(17.5差)、3位西武(3差)、4位オリックス(0差)、5位楽天、6位ロッテと、終盤、西武とオリックスが盛り返して、クライマックス出場がもつれました。
セ・リーグは、独走していたヤクルトが急ブレーキで、中日が終盤逆転して優勝。2位ヤクルト(2.5差)、3位巨人(1差)、4位阪神(5.5差)、5位広島、6位横浜でした。
そして、クライマックスシリーズ。日本ハムは、西武に2連敗。巨人もヤクルトに1勝2敗と、今シーズンは日本シリーズのかなり手前で終了してしまいました。
今年は、東日本大震災の影響で日程がずれこみ、試合開始から3時間30分以降、新しい延長イニングに入らないルールで引き分け試合も多くなるなかでのシーズン。9月半ばでの梨田監督辞任も、チームの志気が落ちた感じでした。
それでも、ダルビッシュは18勝、最多奪三振。武田久が最多37セーブ。糸井が打率319で2位。中田が打点91で3位となりました。チーム防御率2.68、打率251と、統一球使用で「投高打低」と言われたなかで、ソフトバンク(防御率2.32、打率267)には及ばないものの、他の10球団の中では良かったけど、ここ一番での負けが多かったような気がします。
マー君(田中将大)は、楽天のエースに急成長して、最多19勝、防御率1.27(完投14、勝率792)の圧巻の力強さを発揮。同年代で、今年ルーキーの斎藤佑樹が6勝、巨人の澤村が11勝、広島の福井が8勝と成績を残しました。
日本シリーズは、中日対ソフトバンクになるのかな。