昨日の夜(6/24)、小笠原諸島がユネスコ世界自然遺産として新たに登録決定された。
首都東京に自然遺産。これで、日本の自然遺産は、白神山地、屋久島、知床に継いで4箇所となった。
3年前(2008年)の7月に、娘が4歳になる時、父島と母島に行った。ウミガメの里親にもなった。
ボニンブルーの美しい海に山。カメの「そらちん」は、いまどこを泳いでいるのだろう?
屋久島の場合は、鹿児島から数時間、飛行機と高速船が1日に何便も出ている。そのため、屋久杉見学目当ての観光客が急増した。
同様に、小笠原も今後、観光客が増えて、固有の生態系を有する大切な自然が壊されることが懸念されているが、東京から1,000km、週1便の船(おがさわら丸)で25時間。台風など、天候次第では欠航になるケースもある。
小笠原も他の離島と同様、島民が減り、まち(村)としては衰退傾向にあると思う。最近では、ドルフィンスイムやホエールウォッチングが注目されている。
また、小笠原では、貴重なウミガメの産卵地として、その保護と繁殖を進めているし、食用としても捕獲している。島では、できるだけ上手に自然と対峙している。和歌山県大地町のイルカ漁のように、シーシェパードなどから伝統文化を批判されるようなことがないといいけど。
あ~また、小笠原に行きたいですな。